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子どものイヤイヤ期の対応法

執筆者の写真: Hiroko FukayaHiroko Fukaya

こんばんは。

今日は、前回記事にした、子どもの「イヤイヤ期」の対応法について

お話ししたいと思います。

2-3歳頃に突如となく訪れる、親を困らせる子どもの「イヤイヤ期」…。

突然なのでママやパパもびっくりしますし、戸惑いますよね…

なぜ、イヤイヤ期が起こるかは前回ご紹介しました。

子どもの発達は大人の時間軸では考えられないほどスピーディなため、

こちらがいかに柔軟か、人間力が試される場面でもあるかもしれません。。。

さて、では、この「イヤイヤ」に、どのように対応していくかです。

街で見かけるママたちの姿に

「がまんしなさい!お家帰ったら○○だから!」と言ったり、

しばらくうわーんと泣かせておいたり、

試行錯誤されている姿が見られます。

人間だから、そうしたくなります。。。

ただ、それをしておいても

状況はあまりよくならないかもしれません。。。

では、どうすればよいの??

それは、ずばり2つ!

一つ目は、

「二次的感情を満たしてあげる」ことです!!

つまり、この時期芽生えてくる

彼らのプライド(誇り)を満たしてあげてください。

彼らも恥はかきたくないのですね。。。。

自分でやってみて「できた!!」「わーいすごいだろ?」

(どや顔)をしたいのです。

あんなに小さいのに…。

小さな大人が入っているようですね。


二つ目は、

「自我を認めてあげる」ことです!!!

「ああ、あなたは○○をしたいのね。」

「○○がいやだね」

と、彼らの気持ちを受け止めて、そして、その気持ちに共感してあげましょう。

それが、彼らの「自己」を認める体験になるのです。

それが何度か積み重なることによって、

「ああ、この人は自分のことを一人の人間として認めてくれているんだ」

と自信をつけていくのですね。

そして、恥ではなく、

プライド(誇り)が育ち、達成感を味わい健全な自我が育ちます。

そして、自己主張をして認められる経験が積み重なることによって

大人になったときの健全な自己主張を行う土台になるのです。

日本では、協調性が重んじられる文化が強いので、

親はどちらかというと「自己主張」よりも「我慢」することを子どもに求めがちですよね?

ただ、これは要注意。。。。

子の反抗期にきちんと健全な主張を認められる体験のないまま

我慢(自己抑制)ばかりがいい子いい子で育ってしまったら・・・・・。

小学生、中学生・・・・大人になったときにどうなるでしょうか・・・・?

自分を確立するためのベースとして、

本当に重要なのです!!!!

親は大変ですが、

プライドを尊重してあげること、一人の存在として子どもを認めてあげること!

それを意識して、子どもに関わってみて下さい。

意識を変えることで、

かたくなな子どもさんが少しずつ、変化してくるかもしれませんよ。


 
 
 

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